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【フィリピン旅行02】セブ島…いやマクタン島へ! ボートをチャーターして、オランゴ島にシュノーケリング

高級ホテルのプライベートビーチのみ! セブにはビーチがない

セブ島の空港は、セブ島ではなくその横にある小さな島マクタン島にあります。
飛行機がすごく遅れて、マクタン島に着いたのは日が暮れかかった頃でした。
マクタン島の空港はニノイ・アキノ国際空港と違い、白タクシーが乗り入れているので安心です。
空港専用のイエロータクシーはメーターの初乗り料金も高く回転も早いのですが、
白タクシーは街中に走っているタクシーなのでイエロータクシーより安くなるようになっています。
シャトルバスなどはないので、多くのフィリピン人もタクシー乗り場に並んでいました。
わたしもその1台に乗ると、島の南にある海岸沿いの宿に向かいました。

タクシーの窓から見える南の島の雰囲気漂うマクタン島のいたるところに、
16世紀にマクタン島の領主だったラプ・ラプの顔が飾られています。
ラプ・ラプはイスラム教徒の部族長で、
世界一周航海の途上でフィリピンへ来航し、キリスト教への改宗と服従を要求する
フェルナンド・マゼランらを破った、マクタン島の英雄なのです。

島内いたるところにラプラプの顔が

島内いたるところにラプラプの顔が

さらに進みビーチ沿いに近くなると、豪華なコンドミニアムや外国人向けレストランなどが現れます。
そこは韓国語の看板だらけでした。

セブ島の語学留学は、ここ最近、日本人にも人気です。
欧米に行くよりも安く済むからです。
実は、フィリピンへの語学留学を始めたのは韓国でした。
1990年代に金融危機に陥った韓国は、国際化を進めるため、
安価で学習できるフィリピン留学を開始しました。
それに伴い留学生を対象とした店も増え、このような状態になったのです。

海岸沿いの宿

海岸沿いの宿泊した宿

今回宿を取ったのは、マクタン島の海岸沿い。
海岸沿いとはいえ、ビーチはありません。
セブ島の短期旅行といえば、マクタン島かセブ本土のセブ・シティに宿泊するかと思うのですが、
ここには気軽に行ける公共のビーチはありません。
あるのは、高級ホテルのプライベートビーチのみ。
海を楽しみたいなら、日帰りでそれらの施設を利用するか(もちろん有料で安くはない)、
ちょっと遠出をすると公共のビーチがあるので時間をかけてそこまで行くか、
アイランドホッピングというボートで周辺の島に行くアクティビティを利用するかしか
選択肢はありません。

宿に併設されたレストラン

宿から店のある通りまでは少し離れているので併設のレストランをよく利用しました

翌朝、わたしはボートをチャーターして海を楽しむという方法を取ることにしました。
アイランドホッピング(周辺の島々を訪問する)とまでは行きませんが、
マクタン島の隣にあるマクタン島よりさらに小さいオランゴ島に
シュノーケリングしに行くことにしました。

マクタン島のマリバゴにある桟橋

マクタン島のマリバゴにある桟橋

マクタン島からオランゴ島へは、格安のボートが定期的に出ているようですが、
海からエントリーするシュノーケルを楽しむためには、
ボートをチャーターしないといけなさそうです。

マリバゴの桟橋まで行くと、ボートをチャーターしないかと声を掛けられます。
その中の1人と話がつきました。
オランゴ島の海洋保護区に行ってもらい、
水上レストランに寄ってもらって帰って来るというプランで、2000ペソ。
(恐らく水上レストランからマージンをもらっていると思われる)。
出発がもっと早ければ、オランゴ島内にある野鳥自然保護区も寄ってもよかったかもしれません。
(それとは別に海洋保護区に入るのに1人400ペソ取られました。
もしかしたら多めに取られているのかもしれません)。

Brothers3

Brothers3

話がつくと、さっそくマリバゴの海岸から出発しました。

セブ島の海岸にたくさん停泊しているバンカーボートは、
細い船の上に板を置き、そこで滞在できるようになっています。
両端には、早く走ってもバランスが取れるように支えが付いています。

沖合の浅瀬は棒を使って手漕ぎで進みますが、もちろんエンジンも付いています。
オランゴ島はマクタン島からも見えるくらい、近い島なのでしばらく進むと、
オランゴ島に近づきます。

バンカーボート

バンカーボート

海洋保護区には、他のボートも何台か停泊していました。
ライフジャケットを借りて、持参したシュノーケリングセットを装着すると、
さっそく海に入ってみます。

オランゴ島海洋保護区

オランゴ島海洋保護区

それほど深いわけではないので、サンゴ礁がすぐそばに見え、
いろんな魚が泳いでいる様子が見えました。

自前のシュノーケリングセット

この旅を機にきちんとしたシュノーケリングセットを買い揃えました

オヤビッチャ

魚はほとんどオヤビッチャばかり

オヤビッチャ

たまにものすごいカラフルな魚がいたりします

先日、中国製のアクションカメラを買ったばかりですが、本当に買ってよかったです!
Camparkという製品で、簡単にいえばGoProのまがいものです。
防水ケースもついて5,000円程度で手に入るので本気でおすすめです。
写真も撮れるし、動画も撮れるし、スローモーション撮影もできます。
海の思い出写真に、広がりが出ます。

しばらくシュノーケリングを楽しんだ後、ボートに戻ると物売りがやって来て、
こちらが日本人とわかると、ウニやアワビを売りつけてこようとしてきました。
しつこい勧誘や物売りは、他のアジアの国と同じように観光地につきものです。

水上レストラン

水上レストラン

シュノーケリングの後は、オランゴ島の北側にある水上レストランにランチに向かいました。

水上レストランには生簀があり、そこで魚を選ぶことから始まります。
そこで、1度食べてみたかったラプ・ラプのグリルとエビのガーリックバター炒めを注文しました。
サン・ミゲルビールとともに味わいます。

高級魚ラプラプ

高級魚ラプラプ

ラプ・ラプは前述の通りマクタン島の英雄の名前からつけられています。
フィリピンの高級魚で、クエの仲間です。
見た目は焼きすぎたかのように真っ黒ですが、焦げた皮を剥がすと真っ白な身がでてきます。
内臓の部分に香草を入れて焼いているので臭みも抑えられ、プリッとした身がとても美味しかったです。

エビのガーリックバター炒め

エビのガーリックバター炒め

ボートの旅はランチを食べて終わりました。
宿に戻ると濡れたついでにビーチのない海岸で泳いでみました。
浅瀬ですが、少し魚がいたりもしました。
ただ、10分も泳げば十分。
隣接するダイブショップからダイバーたちが、ここからエントリーするための海岸です。

その日の夜は、大通りにあるレストランでサン・ミゲルの生ビールを飲みました。
涼しい店内から、ジプニーやシクロが行き交い、地元の人や観光客が動き回るのを見ていました。
海岸沿いの宿のいいところは、眠るとき静かだということです。

翌日、オランゴ島のさらに隣にあるボホール島に行きました。
次回はボホール島について書いてみたいと思います。

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