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【アフリカ大陸縦断003】スーダン・ビザ取得とスーダン行バスチケット入手(@アスワン/エジプト)

これまた二度目のアスワン到着

17時、カイロのトルゴマーンバスステーションを出発。
おじさんの隣になってしまった私に
リョウヘイ君が席を代わってくれた。
ありがたや。

どこをどう走っているのかはわからなかったけど、
所々に工場のある砂漠地帯を南に向かって走った。
トイレが付いてないバスだけど、何度も休憩を挟むので安心。
理学療法士のユキちゃんが教えてくれる脳や脊髄の話し、
高次脳機能障害の話しに、カオスな気分で眠りに就いた。

カイロ~アスワンの風景

カイロ~アスワンの風景

朝、6時半、アスワンのバスターミナルに到着。
ターミナルから出ているミニバスに乗って駅まで行くと(1ポンド)、
ケンジ君に教えてもらった宿に行った。

ミニバスで移動

ミニバスで移動

荷物を預けて、近くの食堂へ朝食に出かけた。
そして、さっきミニバスを降りたナイル川沿いに行くと、
ミニバス乗り場があって、
そこからラドワン・モスクに向かうバスに乗った(0.75ポンド)。
ミニバスの中からナイル川沿いのフェルッカが見えた。
昔、ムハンマド船長のフェルッカに乗って
アスワン周辺を遊覧したっけ。懐かしい。

ラドワン・モスク

スーダン領事館に行くときの目印になるラドワン・モスク

ラドワン・モスクの奥にスーダン領事館がある。
領事館には、エジプト人や外国人旅行者も申請に来ていた。
必要書類を渡して、スーダン・ビザの申請をし、いつ受け取れるのか聞いたら、
明後日だと言われた。
明後日には、スーダン行きのバスに乗りたかったので、
明日受け取りたいとお願いした。
しばらく待たされ、明日発行してやると言ってくれた。
ただし、最後にインシャアッラーと付け加えた。
ムスリムたちは、この言葉をよく使う。
神のみぞ知るという意味で、この言葉に振り回されたこともあった。

(必要なもの)
●パスポート
●パスポートコピー1枚
●顔写真2枚
●申請書
●50$(受け取りの日に支払い)

スーダン領事館

スーダン領事館

宿に戻ると、スタッフが代わっていた。
イスラム圏ではポピュラーな名前らしいハマダという男は、
なかなか誠実な男だった。
スーダンへのバスについて聞いた。
少し前までは、スーダンに入国するには、アスワンの下にあるナセル湖を渡る
船に乗って行かなければならなかったのだが、近年バスも開通したらしい。
そのバスも探さねばと思っていたら、宿で手配してくれるとのこと。
明日、ビザを受け取ったらバスの予約もしないといけない。
ユキちゃんとリョウヘイ君はそこでアブシンベル・ツアーの予約も取った。
(バス代120ポンド、入場料別途とのこと)。
私はアスワンも二度目なので、ここでの目的はスーダン・ビザの取得のみ。

部屋に入るとクーラーの効いた部屋でゆっくりした。
お昼ご飯はコシャリ。
夏のアスワンの日中はとても出歩けるものじゃない。
これから先のスーダンの旅が思いやられる。
とにかく体力温存。昼寝に限る。
昼寝…と思っていたら、翌朝まで寝てしまった。

翌朝は、さすがに早く目が覚めた。
シャワーを浴びると、朝の散歩に出かけた。

昔泊まった宿はどこだったのか記憶を辿りながら歩く。
まだ人通りは少ない。
駅からの道を左に進んでいくと、突き当たりの道に見覚えがあった。
昔泊まった宿を発見。
そのまま続く少し小さな通りで、昔流行っていた
アスワン・マジックという詐欺に引っかかったことを思い出す。
後で気付いて取り返した時は、やられてたまるかと意気込んだもんだ。

そこを左に曲がったところにあった食堂で、
アエーシ・サンドを食べた(1つ2ポンド)。
そこで食べた具沢山のターメイヤ・サンドは、
ナスのペーストのソースがかかっていて、かなり美味しかった。

ターメイヤ・サンド

ターメイヤ・サンド。ターメイヤとは、エジプトで食べられるソラ豆のコロッケのこと。その他、イスラエルを含む中東でも食べられているが、ソラ豆のみで作られるのはエジプトだけ

そのまま歩くと、突き当たりの角にあったシーシャのカフェで、
冷たいコーラを飲みながら、アップルフレーバーのシーシャを一服。
(シーシャとコーラで10ポンド、割高)。
野菜をたくさん載せたロバ車が通り過ぎる。
10年経っても変わらない光景。

シーシャ屋で一服

シーシャ屋で一服

そのまま、ナイル川まで出た。
日が昇り出し、暑くなってきた。汗が噴き出す。
ナイル川沿いは、フェルッカやロバ車の客引きが多い。
「Welcome to Aswan, Welcome to Alaska!」
クソ暑いアスワンで、流行のジョークだ。
暑さとめんどくささで、少し歩くと、宿に戻った。

13時15分。
アブシンベル・ツアーに行っているユキちゃんとリョウヘイ君が
この時間になっても帰ってこなければ、先にスーダン領事館へ行くと
約束していた。
2人が帰ってこなかったので、1人宿を出た。

1番暑い時間。45度あるとかってアスワンの人が言っていた。
昨日と同じ道のりでスーダン領事館に向かう。

昨日と同じように2階に行き、パスポートを預けると手続きをしてくれた。
隣の部屋の領事に申請書のサインをもらうと、3階に申請費用を支払いに行く。
前情報通り50$で済んだ。
また2階に戻ると、VISAを発行してもらう。
すると、ユキちゃんとリョウヘイ君が現れた。
間に合った。

待合室には日本語で書かれたイスラムに関する本が置かれている

待合室には日本語で書かれたイスラムに関する本が置かれている。中国語のものもあった

昼食を買って宿に戻ると、
宿のスタッフにハルツーム行きのバスのチケットを手配してもらった。
その間に、3人でロビーで昼食。
1/4のチキンと煮込みとサラダの豪華な食事をした(20ポンド)。
これでエジプト料理はしばらく食べることはないだろう。

2人の部屋はネットが繋がるので、Macを持って遊びに行かせてもらった。

明日は、早朝3時すぎにレセプションに集合だ。
今日も体力温存。疲れ0からのこの旅の再スタートだ。

アスワンの宿:Yaseen Hotel

【住所】Market St,, Aswan, Egypt
【料金】70ポンド(ツインをシングル価格で)。
【設備】Wi-fi(5F以上は繋がらない)
【評価】★★★☆☆

移動:カイロ→アスワン

バスで13時間半。130ポンド。
カイロ→アスワン

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