みなさん、こんにちは。
MT普通自動二輪小型限定免許を取得のため、久しぶりの教習所通いをしています。
とても楽しいです。
普通免許を持っているわたしは、技能教習を第一段階で5時間、
第二段階で5時間の計10時間(+学科教習が1時間)の教習を受けます。
普通自動二輪(中型)なら、技能教習が全部で17時間(+学科教習が1時間)ですので、
それがとても短いということがわかっていただけると思います。
とにかくどんどん覚えていかないといけません。
自分が忘れないためにも、体験レポートとして残しておこうと思います。
今回は第一段階について書きます。
さて、教習の開始です。
胸、膝、肘にプロテクターをつけ、その上からゼッケンを付けて教習を受けます。
わたしの通っている教習所の教習車はホンダのCB125Fです。
まずは、点検します。
燃料の確認・ブレーキ灯の確認・ウインカーの確認・タイヤの確認をします。
そしてミッション・バイクの仕組みを教わります。
右手に前輪、右足に後輪のブレーキがついています。
左手にはクラッチ、左足にはギアチェンジのペダルがあります。
ローギアで発進して、クラッチを握り、ギアを上げていく……。
入念にテキストを読み込んでおいたし、説明の段階では理解できるのですが、
いざ乗ってみると頭がパニックになります。
とにかく慣れないうちは、頭の中がかなり忙しいのです。
車の免許をAT限定で取ったわたしには、なかなかクラッチ握ったりギアを変えたりという感覚が掴めず、
1限目は、補習になっちゃいました。
受けなおしです。
安心コースにしていたので、費用的には問題なかったのですが、寒くなる前に取りたかったので、
時間の方が気になっちゃいました。
また別の日に予約を取って、その間に参考になるサイトを読みまくってイメトレし、
どうにかMT車の仕組みに馴染んでいきました。
最後には等速の練習もでき、2時間目でようやく1限目のハンコをゲット。
MTバイクはまだ慣れきっていないのですが、2限目にしてさっそく実技を覚えていかなくてはいけません。
最後の卒検でやる実技になります。
まずは1限目の補習でも少しやった等速。
等速はギアを3速にし30km/hを保つという練習です。
ギアに慣れていないわたしには、メーター見たりギアを上げたり、なんだか忙しくて、
決められた距離でなかなかスピードを出せなかったのですが、
自然にギアを上げられるようになるとできるようになっていきました。
それから、1本橋。
正式名称は、直線狭路コース。
長さ15メートル、幅30センチメートル、 高さ5センチメートルの平均台を5秒以上かけて
走らなくてはいけません。
まず平均台に対して自分が平行になるように場所を取り、
ゴールの方に視線を向け、アクセルとクラッチでスピードを細かく調整し、
バランスが崩れそうになったらハンドルで立て直し、渡りきるのです。
40歳以上でバイクの免許を取る人はこれが苦手らしいです。
普段バランス感覚で身体的な衰えを感じていなくても、実際は衰えていたりするものなんですね。
そして、S字カーブ。
2速で入って、クラッチとアクセルでスピードを調整しながら、
体を倒して曲がるとよさそうです。
こちらのカーブはあまり急じゃないので、倒れないくらいのちょうどいい速さで
一気に走ればよさそうです。
S字カーブより角度がついた、クランク。
直角の道がなかなか難しく、焦るとうまくいきませんでした。
卒検では足をついたら一発アウトなので、とにかく集中。
前輪を大きめのカーブで曲がるといいみたいです。
2速でクラッチをうまく使えないとエンストしそうなので、1速でやると間違いなさそう。
2限目、とりあえずハンコもらえました。
その時間は中型のコースの女性と一緒に受けましたが、その人はもう何度もこの時間の
補習を受けてるとのことでした。
1度、苦手意識を持ってしまうと抜け出せなくなるのかもしれません。
3限目はシミュレーター教習です。
ゲームセンターにあるやつみたいなアレです。
急ブレーキの練習。
バイクのブレーキは、前輪70%、後輪30%でかけるといいらしく、
その割合でかけられるように練習しました。
それから雨天での濡れた路面の走行の練習。
何せシミュレーターですので、問題ありません。
無事にハンコ、ゲット。
4限目は坂道発進を覚えることから始まります。
その時間はあいにくの雨でしたが、わたしの通っている教習所ではカッパを貸してくれるので、
手袋と靴以外は濡れません。
ただ、初めての坂道発進を雨の中でチャレンジするのは怖いなと思ったのですが、
怖がることもありませんでした。
踏切の手前で止まる。そこがすでに軽い坂道になっているので、
そこから練習開始。
リアブレーキをかけながら、アクセル回して半クラッチにし、進む。
ただそれだけなのですが、焦るとエンストしてしまします。
その後、もっと角度のある坂道に入って練習。
何度も繰り返していると、慣れてきました。
その時間最後の方で、AT小型バイクの練習もしました。
スクーターに乗り馴れているわたしには、何も問題なく乗りこなせました。
この時間も、無事、ハンコをゲット。
さて、ついに第一段階の見極めです。
第一段階でやったことをすべて、できるかの確認です。
等速、1本橋、S字、クランク、踏切、坂道発進。
とりあえず、できるようになっていました。
ハンコと「良好」もらえました。
第一段階終了です。
ギアとクラッチのイメージが掴めてきて、どんどん楽しくなってきました。
小型限定なんて言わずに、中免取ればよかったかなんて思ってくるくらいです。
さて、さて、次は第二段階です。
初めまして。
これから教習を受ける者です。
大変参考になります。
各時限をすんなり書いていらっしゃいますが、
実際、大変だったのでは?と、思って読ませて
いただきました。(^^ゞ