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【アメリカ大陸縦断031】南米のゲートウェイ! 海岸砂漠地帯の暑い首都(@リマ/ペルー)

みんな1泊で出て行くけども……

リマのバス会社に到着したのは、朝の7時半頃。
インフォメーションカウンターで、宿までの行き方を聞いてみると、
タクシーで行くしかないとのこと。
仕方ないので、タクシーに乗ることにした。
運転手に宿の住所を見せて、向かった。

しばらくすると、住所にあるTacnaという通りに着いたらしいが、
住所の番地が見当たらないと、タクシーの運転手が困りだした。
近くまで来ているのなら、歩いて探せばいいかと思い、タクシーを降りた。

しかし、歩いてみてもみつからない。
だいたい、宿の住所の番地は4ケタなのに、
そこら一帯は3ケタの番地しかない。
それで、そこにいたツーリストポリスに聞いてみることにした。
一緒に探してくれるけど、全然みつからない。
仕方ないので、カフェに入ってmacを出しガイドブックを見てみることにした。
地図で確認すると、どうやら今は旧市街にいるらしく、
同じTacnaという通りが全然違う場所にあるらしいということがわかった。

とりあえず、タクシーに乗らないとと思いながら、歩いた。
サンマルティン広場まで行き、一服。
タクシーを捕まえようとするけど、
どの運転手も旧市街のTacnaのことしかわからない。
どうしようかと困っていたら、近くにいたおじさんが助けてくれた。
おじさんは、私の行きたい場所をわかってくれて、
タクシー運転手に説明してくれ、値段交渉までしてくれた。

旧市街のサンマルティン広場

旧市街のサンマルティン広場

「江田イン」という宿の看板が見えたときにはホッとした。
こちらの宿は、ヒロコさんと
日系ペルー人の旦那さまホルヘさんが営む日本人宿。
ヒロコさんはご病気を患っているらしく、
ホルヘさんが甲斐甲斐しく宿の仕事のほとんどをサポートをされているようだ。

宿に到着すると、しばらくゆっくりした。
数日前から春休みに入ったという学生がたくさんいた。
いろいろ雑用を済ますと、シャワーを浴びて、湯上がりはビール。
今後のルートを書いた手帳をなくしてしまったので、
今後のルートを練り直す。

しばらくすると、ホルヘさんが仕事を済ませやって来て一緒に飲んだ。
「Life is destiny」とおっしゃるのがわかる、
とても波瀾万丈な人生のいろんな話を聞かせてもらった。
映画1本観たような気分になった。

翌朝は、近くのメルカドでエンパナーダ(具入りのパン)と
リンゴを買って帰って、コーヒーを入れて朝食にした。
ガイドブックを見ながら、今日はミラ・フローレスに行ってみようと思った。
したくすると、宿を出た。

大通りからバスに乗って20分ほどで到着。
ホセ・パルド通りの終わりで降りると、
セントラル・デ・ミラ・フローレス公園に入った。
猫の多い公園。
公園の端には、教会があった。
公園の東側のホセ・ラルコ通りを歩いて、海を目指す。
オフィスビルや、デパートなどがある都会的な新市街の雰囲気。

海岸の手前くらいに、オシャレな民芸品の店をみつけた。
そこで、なかなか可愛いアルパカのポンチョを発見。
これがあれば、クスコの寒さも乗り切れるはず。
上着類は全部盗られてしまったので、買わなければいけなかった。
買うかどうかの決断は保留することにし、また歩いた。

ラルコ・マルから見える海岸

ラルコ・マルから見える海岸

そのまま海岸に出ると、ラルコ・マルがあった。
ラルコ・マルは、映画館やディスコなどが併設されたショッピングスポットだ。
ちょうどセール中だったので、ショップを回るが予算オーバー。
海を眺めながら食事ができるレストランもある。

ラルコ・マル

ラルコ・マル

もう一度さっきの店に戻るが、まだ決断できず、ひとまず昼食にした。
他のテーブルにある料理を指差し注文。
焼きそばにした。
ペルー料理には、醤油が使われることも多いらしい。
野菜がたくさん入っていてなかなか美味しかった。
食べ終わると、ポンチョを買いに行った。

ペルーの焼きそば

ペルーの焼きそば

そのまま西に向かって歩き、海岸に出ると、
恋人が抱き合ってキスをしているモニュメントが見えて来る。
恋人たちの公園だ。
その名にふさわしく、公園には仲睦まじい恋人たちだらけ。
ウェディングドレスの撮影にも使われていた。

恋人たちの公園のモニュメント

恋人たちの公園のモニュメント

恋人たちの公園にいた恋人たち

恋人たちの公園にいた恋人たち

公園を出ると、その前を伸びる大通りをずっと歩き、
バスを降りた場所まで戻った。
そして、来たときと同じくバスに乗って帰った。

その日の夜は、宿のお風呂にお湯をためて、久しぶりのバスタブを楽しんだ。
(本来、シングルとツインの部屋のみ利用できるのだけど、
長期滞在中ということで無料で入浴させてもらった)。

カウサ

カウサ

翌朝もまた、メルカドのスナックで朝食から始めた。
気になっていたカウサ(ポテトサラダ)を買って帰る。
これからのルートを練ったりしていると、昼になり、
部屋を移動してと頼まれていたので移動した。
近所のレストランで昼食をとってから、ブラジル通りまで歩く。

そして、路線バスに乗って、セントロへ。
リマ公園の手前で降りた。
日曜の昼下がりのリマ公園は、たくさんの人でにぎわっている。

まずは、CIVA社にクスコまでのバスのチケットを買いに行った。
ターミナル内にATMもあるので便利。

それから、北に向かって歩く。
リマは広い。1ブロック歩くにも時間がかかる。
強い日差しはとても暑く、少し歩いてはチチャ・モラダ
(ムラサキトウモロコシ、パイナップル、りんご、レモンなどを
煮込み作られるジュース)を飲み、少し歩いてはアイスを食べ、
少し歩いてはコーラを飲み、と喉が渇いて仕方なかった。

歩き疲れて入った大学公園では、ベンチに座っていると、
スペイン語が話せないと先に言っているのに、
何人もの人に話しかけられ、話せないもどかしさを味わう。

大学公園での催し物

大学公園での催し物

アバンカイ通りを北上し、国立図書館を左に曲がる。
サン・ペドロ教会に出る。
そこから、旧市街の中心地アルマス広場までは近い。

広いリマの街歩きに疲れて、飲み物を買って広場で休もうと思ったら、
そのタイミングでなぜかアルマス広場が立ち入り禁止にになった。
仕方がないので、カテドラルの下の階段に座って休憩。
アルマス広場にいた人々もみんな、
広場を出るように指示されているようだった。

カテドラル

カテドラル

ペルー政庁に向かって歩いていると、
市役所の観光課で働くおじさんに日本語で声を掛けられ、
リマの地図をもらった。
おじさんに教えてもらった通り、サント・ドミンゴ教会・修道院と
サン・フランシスコ教会・修道院にも行った。

たくさん歩いて疲れたので、サン・フランシスコ教会・修道院の近くのバーで、
甘いクレープと一緒にワインも飲んだ。
帰りのバスは、宿の近くまで行くバスだった。

サン・フランシスコ教会・修道院

サン・フランシスコ教会・修道院

リマ4日目。日本からやって来た相棒と合流。
ラルコ・マルで、海を見ながら高いビールで乾杯。
翌日には、クスコに向けて出発した。

1本18ソル(=約720円)もするビール

本18ソル(=約720円)もするビール。奥に臨むのは、太平洋。日本の海と繋がっていると思うと感動

泊まった宿:ペンション江田イン

【住所】Jr.Tacna N 1475, Lima, Peru
【料金】30ソル(5人ドミトリー)
【設備】Wi-fi、キッチン
【評価】★★★★

移動:チクラヨ→リマ

バス(Cruz del Sur)で12時間。770km。702ソル。
チクラヨ→リマ

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