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【アメリカ大陸縦断002】低く飛行機が飛ぶ街(@サンディエゴ/アメリカ)

アメリカ2都市目

「時間あります? 
僕のハードディスクにガイドブックが入ってるので、よかったら?」

まさに宿を出ようとしていた時だった。
時間は早めに設定してあったので、ありがたくいただくことにした。
地球の歩き方やLONELY PLANETが、pdf化されている。
元データから作られたものではなく、
業者による本からのスキャンデータのようだ。
それを、自分のMacに取り込んだ。
昔はボロボロになるまでガイドブックを使い、
国境で反対側から来る旅行者と交換したものだったけど、
時代は変わったものだ。

そんなことをしているうちに時間が過ぎ、
その上バス停までの道を迷ってしまった。

ダウンタウンにあるグレイハウンドのオフィスに着いたのは、
すでに入手しておいたチケットのバスが出た後だった。
しかし、手続きをしてみるとそのまま次のバスに乗れそうだった。

本場のグレイハウンドに乗ることには、少し興奮した。

グレイハウンド

サンディエゴまでの道のりは、
特別な風景もなく2時間半のほとんどを熟睡して過ごした。

サンディエゴで泊まる予定の宿の住所を、
控えておくのをうっかり忘れてしまい、街中をさ迷うハメになった。
地元の人たちに助けてもらいながら、
宿の名前だけでどうにかたどり着くことができた。
私だって、東京のゲストハウスがどこにあるかなんて知らない。

Hilton Hotelの横に、クリスマスパーティーが行われていそうな家があった。
電飾がピカピカ光り、人が集まっている。
それが今日泊まる宿。
とても明るくて親切なレセプションの女の子
カロリーナに宿を案内してもらった。
宿代は少し高かったけど、いろいろとサービスはいい。
朝ごはんと晩ごはんも付いてくる。

夜、トライアングルの音で晩ごはんの時間は知らされキッチンに取りに行く。
期待してはいなかったけど、バランスの取れた美味しい晩ごはんだった。
バンガローの前で食べていると、隣のベッドの男がやって来た。
ジローラモというシチリア島出身のニューヨーカーだ。
ワインやワインに合うちょっとしたツマミをくれた。
ジローラモはサンディエゴでも仕事をしていて、
今日という週末の日に、気持ちが盛り上がっているようだった。
ジローラモに付き合って、リトルイタリーのバーで飲んだ。

飲み過ぎた翌朝は、いつも早くに目が醒める。
早く寝たし、早く起きることにした。

仕度を終えると、レセプションで地図をもらい、
バルボアパークまでの行き方を聞くと、さっそく街を歩き出した。

ほとんどの街は、街の外に飛行場があるが、
サンディエゴは街中に飛行場があるため、
飛行機がとても低い位置を飛んで行く。
飛行機の航路を越えて、バルボアパークの入り口に着いた。
木々の間をリスが走り回っている。

橋を越えて中に入ると、
左手に大きなクリスマスツリーが見えたので行ってみた。
綺麗に着飾った家族がたくさん集まっていた。
ドレスを着た女の子たちは、お人形さんのように可愛かった。
バルボアパークの中心にはいろんな博物館や美術館が並んでいる。
動物園のある北の端から、南の端まで歩いた。

バルボアパーク

南の端から、パークを出るとダウンタウンに向かって歩いた。
トロリーの線路を越えて、中心地へ。サンディエゴは大きな街ではない。
街で一番大きなショッピングモール、ホートンプラザを通り抜け、
南の端の海岸まで歩いた。
地図を見るとそこに、航路が書かれていたので行ってみると、
フェリーが出ていたので乗ってみることにした。
(ただし、週末だけの運行のようなので注意)。

アメリカの国旗が揺れるフェリーの屋上に乗り、
向かい側のコロナド地方への渡った。
風向きの関係か、コロナドは寒かった。
少し歩いてみようと街に入ってみたが、興味のそそるものもなかったので、
フェリー発着場のカフェエリアでコーヒーを飲みながら、
次のフェリーを待つことにした。

風はどんどん冷たくなり、早く帰りたいという気持ちが出てしまっていたのか、
ミッドウェイ博物館へのフェリーに乗るつもりが、
ひとつ前の便に乗ってしまい、元の場所に戻ってしまった。

サンディエゴのフェリー

まだ明るかったので、ミッドウェイ博物館の方まで歩いてみることにした。
途中、一流ホテルの前で結婚式の写真撮影を見かけた。
やっぱり、ブライズメイドっているんだと感動した。
ブライズメイドとは、
花嫁の付き添い人、立会人として、結婚式で花嫁の側に立つ女性たちのこと。

サンディエゴの結婚式

ミッドウェイ博物館まで歩くと暗くなり始め、
夕日が傾いてきたのでホテルに戻った。

モクモクとマリファナの匂いがするホテルの一角を通り、
バンガローに戻ると荷物を片付ける。
明日は、メキシコに向けての国境越え、この旅で一番最初の緊張のときだ。
早く寝なくてはいけない。

泊まった宿:International Travelers House Adventure Hostel

【住所】1658 Front St, San Diego, CA 92101
【料金】30ドル(8人MIXドミトリー)
【設備】Wi-fi、キッチン、朝夕食付き
【評価】★★★★
【予約】http://www.ithhostels.com/san-diego-adventure-hostel/

移動:ロサンゼルス→サンディエゴ

バス(GreyHound)で2時間半。200km。インターネットでチケット代14ドル。
ロサンゼルス→サンディエゴ

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