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【アフリカ大陸縦断047】スリに危機一髪。移民流入で治安が悪化する首都(@ウィントフック)

ヒンバ族がいる国とは思えない!

7人の乗客を乗せた乗り合いタクシーは、
首都ウィントフックに向けてスワコプムントを出発。

途中までは、オチワロンゴから来たときと同じ道。
ツアー疲れが出て爆睡した。

ウィントフック手前の町、オカハンジャで休憩を挟む。
そこで、ビルトンなるものを買ってみた。
ビルトンとは南部アフリカで食べられているジャーキーのようなもので、
乾燥した肉にいろんなスパイスで味付けされたもの。
私はガーリック・ビーフという味のジャーキーを車中で楽しめる分だけ買った。
サブバッグから赤ワインを取り出し、ジャーキーをツマミに飲む。

夕陽が木々の影に消えていくのを見守った。
旅ももう後少しで終わりである。

オカハンジャのビルトン・スタンド

オカハンジャのビルトン・スタンド

3時間ちょっとでウィントフックの町の外れに到着した。
やはりここでもガソリンスタンドが発着場になっている。
タクシーに乗り換えると、お目当ての宿に向かった。

宿のレセプションに行くと、一緒にタンザン鉄道に乗り、
ヴィクトリアの滝でも会ったタクミくんがいた。
チェックインすると、さっそく併設のバーに行った。
ナミビアでは初めての生ビールを注文。
それが美味しくて2杯も飲んでしまい、晩ごはんもそこで済ませた。

宿併設のバーで飲んだ一杯

宿併設のバーで飲んだ一杯

翌朝、バーに朝食のパンケーキを食べに行った。
シナモンシュガーをかけた甘いパンケーキと、カフェオレ。
なかなか悪くない。

バーの真ん中にはプールがあり、それを囲むように、
バーカウンターとテーブル席がある。
しばらくしてまたバーに行くと、昼前からビールを飲んだ。
この旅も本当にもう後ちょっと。
早く日本に帰りたい気持ちをほんのり感じつつ、これからもうしばらく
味わえない旅の合間の何気ないひとときをじっくり堪能した。

宿併設のバー

宿併設のバー

午後になると、町に出かけてみることにした。
ここでもまたジャカランダの花が咲いていて、町を紫色に彩っていた。
この木はマラウイからずっと見かける。

ジャカランダの花が咲くウィントフックの街並み

ジャカランダの花が咲くウィントフックの街並み

町の中心に向かって歩くと、線路を越えた。
ウィントフック鉄道駅が見えた。

ウィントフック駅

ウィントフック駅

インディペンデンス通りを右折し、そのまま通りを南に向かって歩いた。
インディペンデンス通りは、ウィントフックのメインストリートだ。
通りにはオフィスビルや銀行、土産物屋などが並ぶ。
歩いているのは、都会的な人々。
しかし、たまに民族衣装を着た人も見かける。
ヒンバ族が姿を現わすときもあるそうだ。
多様な文化が共存する、なんとも不思議な国である。

通路で露店を出す人は、少し貧しそうに見える。
ウィントフックは近年、移民の流入が増加し、治安が悪化しているらしい。
気を付けないといけない空気を感じた。

お腹が空いて、「ハングリー・ライオン」という
ファーストフード店に入り昼食にすることにした。
昼食後はまた、インディペンデンス通りを歩いた。

「HUNGRY LION」にて

「HUNGRY LION」にて

ファーストフード店を出てしばらくしたときのこと。
男に体当たりされた。
とても不自然な当たり方だったので、とっさにバッグを抱えた。

すると、バッグのチャックが全開になっていた。
あれ……と思っていたら、後ろにいた女性が大声を上げた。
振り返ると、女性が男を指さしている。
「みんな、あの男を捕まえて!
あの男、彼女のバッグから何かを盗み出そうとしていたわ!」

インディペンデンス通り

インディペンデンス通り。ちょうどこの辺りで一連の出来事が起こった

いきなりの展開に戸惑いながら、男を追いかけた。
男は近くの店に入って行った。
声を上げてくれた正義感あふれる女性が男を追跡し、
周りの人にもわかるように、この男が盗みを働こうとしていたと迫った。

男は何の話だかわからないと惚けて、ポケットの中のものを全て出して見せた。
私のバッグの中のものも、何もなくなっていなかった。

どうやらスリに遇いそうになっていたが、未遂で終わったらしい。
男はさっさと逃げて行ってしまった。
声を上げてくれた彼女は、盗みを許さないという感じで、
何もしてくれなかった店の店長にも怒りをぶつけていた。
そういう人の存在は、犯罪抑制に繋がるはずだ。
彼女が声を上げていなければ、何か盗まれていたのかもしれない。

危ないところだった。
こんなところでやられては、これまで守り抜いた努力も水の泡である。
やはり、日本に帰国するまでは気を緩めてはいけない。
改めて気を引き締めた。
心を落ち着かせながら、そのまま歩いた。

ズー・パークにいた卒業生と母親。紫色のジャカランダと紫色の服がきれいだった

ズー・パークにいた卒業生と母親。紫色のジャカランダと紫色の服がきれいだった

卒業生家族

卒業生家族

町の中心にあるズー・パークには、
近くの大学の卒業生がたくさん集っていた。
ズー・パークを過ぎ、左手に曲がるとその先にあるのは、きれいな教会。
ルーテル派のクリストゥス教会だ。
中に入ってみると懺悔室があり、
ステンドグラスがきれいな礼拝堂には人がおらず、
1人冷んやりとした空気の館内を歩いた。
その横にある黄色い建物は、議事堂のティンテンパラストだ。

クリストゥス教会

クリストゥス教会

ティンテンパラスト

ティンテンパラスト

また、ズー・パークに戻ると、
インディペンデンス通りを中央郵便局まで戻った。

インディペンデンス通りのカフェ

インディペンデンス通りのカフェ

インディペンデンス通りの土産屋

インディペンデンス通りの土産屋

その正面から西に延びるポスト・ストリート・モールを歩いた。
カフェや服屋さんが並ぶ。
毒々しい色の服や露出度の高い服ではない、
ナチュラルなオシャレさんがナミビアに入ると現れた。
通りの真ん中には、隕石のオブジェがある。
その隕石、本物らしい。
その先のショッピングモールに入ると、スーパーで買い物をした。

ポスト・ストリート・モールの隕石

ポスト・ストリート・モールの隕石

ポスト・ストリート・モール

ポスト・ストリート・モール

ウィントフックのスーパーで買い物をするヘレロ族

ウィントフックのスーパーで買い物をするヘレロ族

重い荷物を持って、歩いて帰宅。
ウィントフックのタクシーは基本乗り合いになっていて、
5km以内であればどこに行っても一律10N$(90円)なので、
タクシーを使ってもよかったが、南アフリカに発つまでの食料品を
買い込んでしまったのでお金に余裕がなかった。
明後日のバスに乗るまで、宿でゆっくり休むつもりだ。
その分の食料も揃えた。

夜には、ユリちゃんとタクミくんの知り合いの
日本人夫婦がやって来て、みんなで飲んだ。

翌朝、私とユリちゃん以外の日本人はみんなここを発った。
特に何も見るものもないし、治安もよくない。
長居する理由がないのもわかる。
朝食のシナモンシュガーをたっぷりかけたパンケーキを食べ、
ロビーでのんびりと過ごす。

週末だからなのか、バーにやって来る地元の若者が多い。
ユリちゃんが町のスーパーに買い物に行ったら、人通りが少なかったそうだ。
週末の方が犯罪は増えるらしい。
今日は、もう宿を出るつもりはない。

宿のプールサイド

宿のプールサイド

Wi-Fiもナミビアにきて、断然早くなった。
最後までの予定もしっかり立てたら、ビールを飲みながらのんびりと過ごす。
夜には、ユリちゃんと赤ワインでナミビア最後の夜に乾杯した。

翌朝10時にチェックアウト。
17時発のバスの時間までは、宿でゆっくりした。
そして、いよいよ、アフリカ縦断の旅最後の移動である。

ウィントフックの宿:The Cardboard Box Backpackers

【住所】Johann Albrecht St, Windhoek
【料金】135N$(10人ドミトリー、トイレ・シャワー共同)
【設備】Wi-fi、キッチン
【評価】★★★★

移動:スワコプムント→ウィントフック

シェアタクシーで3時間半。355km。140N$。
スワコプムント→ウィントフック

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