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【アフリカ大陸縦断048】寿司でお祝い! ついにアフリカ最後の町へ(@ケープタウン)

いなりの上に刺身? ゴマ油の香りと七味がアクセント

17時発、インターケープ社のバスでケープタウンに向かう。
昨日宿で会った、ケープタウンでアクセサリーショップを営む
チリバンバン(という男)も同じバスに乗っている。

何度か休憩を挟み、国境に到着したのは、翌朝5時前。
まずはナミビア側イミグレーションで、
入国カードを書いて入国スタンプをもらった。
再びバスに乗ると、南アフリカ側イミグレーションへ。
出国スタンプをもらった後、警備員にパスポートを預け、
返ってくると再びバスに乗車。
ここで乗客の数人が同じ時刻に走るひとつ格上のバス、
スリープライナーに乗り換えた。
私にとっては、それほど耐えられないようなバスでもないのだが。

ナミビア側イミグレーション

ナミビア側イミグレーション

再びバスは出発。
滑らかな曲線の岩山が連なる景色。
すぐにまた眠った。
気が付くと町に入っていた。
小さい町なのに立派なヨーロッパ風の建物がたくさん建っていた。
これまで渡ったアフリカの国の地方に必ずあった、
とんがり屋根の家もこの国では見かけない。
南アフリカは、アフリカで最もアフリカらしくない国と言われているそうだ。

インターケープ社のバスの中から

インターケープ社のバスの中から

バスはたまに調子が悪くなるが、少し休むとまた動き出した。
15時半頃、ケープタウンに到着。
高いビルがたくさんある都会。
ケープタウンはヨハネスブルグに次ぐ大都市、立法府の首都でもある。
ヨーロッパ人の移住がこの地から始まったため、白人も多い。

駅周辺にハーブのようなものを売る店を広げる乞食のような人

駅周辺にハーブのようなものを売る店を広げる乞食のような人。こういう人がたくさんいた

駅とバスターミナルは同じ場所にある。
町中にある宿まで歩いて向かった。

空は晴れ渡り、ちょうど西陽がテーブル・マウンテンと
ライオンズ・ヘッドをきれいに見せてくれていた。
海抜1,087m、頂上が平らになっていることから
テーブル・マウンテンと呼ばれるその山は、
町のどこからも見えるこの町の象徴的な存在だ。
建物と建物の間から見える岩肌が、
なんとも不思議な景色を作り出している。

テーブル・マウンテン。到着した日しかきれいに見ることができなかった

テーブル・マウンテン。到着した日しかきれいに見ることができなかった

町の南側にある宿に到着。
最後に宿難民になるのはゴメンなので、ネットで予約をしておいた。
テラスからは、テーブル・マウンテンが眺めることもできる。
無事にアフリカ旅のゴールにやって来れたことを、
このテラスでお祝いしようと決めていた。
後から気付くのだけど、宿には私たち以外は3人しか泊まっていないらしく、
みんな南アフリカの他の町に住む長期滞在者らしい。

さっそくスーパーマーケットに買い出しに行くと、食材を買って調理した。
テーブル・マウンテンがきれいに見えるテラス席で、
ステーキを食べながら、南アフリカのワインで乾杯。
南アフリカは、安くて美味しいワインが豊富なことでも有名だ。

翌朝、早起きしてしたくする。
今日はテーブル・マウンテンに登ろうと計画を立てていた。
しかし、あいにくの天気。
テーブル・マウンテンにかかる霧や雲のことをテーブル・クロスと呼ぶのだが、
まさしくテーブル・クロスがかかってしまっている状態だった。
テーブル・クロスは時間が経つにつれ、どんどん厚くなっていった。
そのうち、晴れ間もなくなり、町をどんよりとした雰囲気に変えた。
天気予報を見ると、午後には雨も降りそうだった。
私たちは、テーブル・マウンテンへのトレッキングを諦め、
今日は町を歩くことにした。
そして、それにはまだ時間が早いので二度寝することにした。

宿の近くにあるセント・メリー教会

宿の近くにあるセント・メリー教会

11時頃出かけると、小雨が降る中、町を歩いた。
陽の当たらない町は、くすんで見えた。
テーブル・マウンテンには、
テーブル・クロスどころじゃない分厚い雲がかかっている。

オシャレな車に乗っていた人たち

オシャレな車に乗っていた人たち

ケープケープタウンにはいろんな人がいる

ケープケープタウンにはいろんな人がいる

まずは北に向かって歩き、スレイブロッジの前を通った。
スレイブロッジは、オランダ東インド会社の奴隷宿舎として建てられ後に、
最高裁判所として使われたところ。

スレイブロッジ

スレイブロッジ

国会議事堂

国会議事堂

その先、聖ジョージ大聖堂と国会議事堂のある並木道は、
カンパニー・ガーデンという公園の中にある。
公園の木々の間にはリスがいて、見たことのない鳥がたくさんいた。
晴れていたら気持ちいい場所だろう。

カンパニー・ガーデン

カンパニー・ガーデン

カンパニー・ガーデンにいた鳥とリス

カンパニー・ガーデンにいた鳥とリス

カンパニー・ガーデンの真ん中辺りにある南アフリカ博物館で曲がって、
ロングストリートに向かった。

カンパニー・ガーデン

カンパニー・ガーデン

ロングストリートの1番南には、トルコの岩風呂ハマムがあった。
ロングストリートを北に向かって歩きながら、
オシャレなカフェやバー、服屋、骨董品屋など、気になった店には入ってみた。

ロングストリート

ロングストリート

ロングストリートの店

ロングストリートの店

通りには物乞いが多く、この町の物乞いはつきまとって
お金を請求するから、めんどくさかった。
変な男もいた。
トントンと腕を叩かれて振り向いたら、
男が後ろを向きお尻を見せてきた。
お尻にはナイフが挟まっていた。
何の意味があるのかわからないけど、とにかく走って逃げた。
数メートルおきに町を保安する警備員が立ってはいるものの、
やはり南アフリカ、治安がいいとは言えない。
ちなみにケープタウン、ゲイの町でもある。

ちょっと軽食を食べたりもした

ちょっと軽食を食べたりもした

HSBC(銀行)の入った四つ星ホテルのロビーでドルの両替をしてもらった。
宿泊してもいないのに、
レートのいい両替商を呼んでくれる親切なホテルだった。
それから、町の東側にあるマレークウォーターと呼ばれる地域に行った。
オランダ統治時代に連れて来られたマレー人の奴隷や移住者の子孫が住む場所。
パステルカラーに塗られた古い家があって、とてもかわいい。

マレークウォーター

マレークウォーター

そのまま北に向かって歩き、ウォーターフロントを目指した。
ウォーターフロントは、ケープタウン中心部の北にある。
東京で言うならお台場、大阪で言うなら南港のような場所だ。
つまり海沿いの洒落たスポットで、観覧車なんかがあったりする。

第五十八若潮丸がいた

第五十八若潮丸がいた

ウォーターフロントにて記念撮影

ウォーターフロントにて記念撮影

時計塔を中心に、カフェやレストラン、
土産屋などの店が並んでいて、店をのぞきながら歩いた。
雨がひどくなると、バーに入ってビールを飲んだ。
ヨーロッパのビールなども揃っている。
VEDITというベルギーのホワイトビールの生。
まさかアフリカでこのビールが飲めるとは思っていなかった。

ウォーターフロントから見る大西洋

ウォーターフロントから見る大西洋

時計塔とカップル

時計塔とカップル

ちょっと休憩に入ったカフェ

ちょっと休憩に入ったカフェ

ウォーターフロントを後にすると、いよいよである。
朝からずっと楽しみにしていた寿司の時間だ。
朝からじゃない、3日前に予約を入れたときから
ずっとずっとこれを楽しみに最後の長距離移動も乗り越えた。
ケープタウン中心部に戻ると、
「アクティブ寿司・ポートサイド店」に向かった。

18時の予約がなぜか通っていなかったが、
少し早めに着いたおかげで空いている席に通してもらえた。
なかなかの人気店なので、すぐにテーブルは客で埋まってしまう。

アクティブ寿司の店内

アクティブ寿司の店内

そして、注文する。
寿司食べ放題(139SAR)!
帰国目前ではあるけど、もう待ちきれなかった。
無事に最後の町に着いた記念である。
南アフリカで寿司を食べるというのも、なかなか思い出として悪くない。
メニューの中から好きなものを頼んだ。
しばらくすると、ガリと醤油とワサビが運ばれてきた。
我慢できずにガリを食べてみる。
ガリというのは、長い間食べないと本当に恋しくなる味だ。
寿司が出てくると、さっそくいただいた。

美味しい。
やっぱり寿司は最高だ。

手前がいなり寿司。いなり寿司の奥がレインボーロール

手前がいなり寿司。いなり寿司の奥がレインボーロール

日本にはないようなメニューもたくさんある。
ローズというのは、手まり寿司のようなものの上に
マヨネーズとキャビアが載っている。
バンブーロールは、海苔の代わりに薄いきゅうりで巻かれたもの。
極めつけは、いなりである。
いなりの上にネタが載って、ねぎと七味とごま油がかかっている。
この変な組み合わせのいなりが、奇跡的に相性が良く、
信じられないことに美味しかった。
1皿目が出たときは何個でも食べられちゃいそうと思ったが、
2皿目ですでに失速。
2皿目は、あわてて注文したため、うっかりサーモンだらけになってしまった。
しかもなぜか2皿目は、シャリが多く、マヨネーズも大量。
「これ以上食べたら吐いちゃいそう」。
そう思って残そうとしたが、
残り物は一貫5SARの罰金が必要との注意書きを発見した。
そして、私たちはほとんどない胃袋のスペースに残りの寿司も押し込めた。
あんなに楽しみにしていたのに、寿司地獄を味わった気分。

手前がローズ。奥がバンブーロール

手前がローズ。奥がバンブーロール

暗くなってからのケープタウンは、ガラの悪そうな人が増えた。
それでも警備員があちこちに立っているので、
明るく人通りの多い道を選んで帰った。
「もし、襲われたら、サーモン入りのゲロ吐きかけてやる!」
なんて冗談を言いながら、足早に宿を目指した。
が、中心から外れると、街灯の数が減り人通りも少なくなり、
警備員も少なくなる。
途中でタクシーに乗ることにした。
タクシーの運転手に、「ケープタウンも夜は危ないんでしょ」と聞いてみたら
「警備員がこんなにいるんだ。全然安全だよ」とのこと。
運転手がそう言ったそばから、喧嘩している酔っ払いを目撃。
地元の人と私たちの感覚に少し違いがあるように感じた。

その日の夜は、ユリちゃんと「サーモン」という言葉を発することを禁止した。
満腹すぎた。
寿司を食べたことによって日本へ帰りたい気持ちが少し減ったところで、
明日はついにゴールの地に向かう。

ケープタウンの宿:Anzac Backpackers

【住所】69 Hope Street, Gardens, Cape Town
【料金】130R(8人ドミトリー、トイレ・シャワー共同)
【設備】Wi-fi、キッチン、テラス
【評価】★★★☆☆

移動:ウィントフック→ケープタウン

インターケープ社バスで22時間。1,480km。540N$。
ウィントフック→ケープタウン

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