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【タイ旅行04】のんびりすることが目的のパーイへ。バイクで行けるみどころや、旅の疲れも取れちゃう温泉も!

宿にずっといるのも何なので、バイクで見どころを見に行きました

旅の目的ってどんなものがあるでしょうか。
私がこれまで大陸を陸路で横断、縦断してきた目的は、他の国の自分のような一般庶民が
どのように生活しているのかを見てみたかったということにあります。
また地域によって違う文化がどのように生まれたのかを知りたかったので、
歴史もそんなに深くはありませんが勉強しました。

そういう旅はとても楽しかったです。グローバルな視線を取り入れることができたと思います。
しかし、今回はそういう目的とは違う、のんびりすることが目的の旅にしたかったのです。
その国のことを知りたいと思う好奇心はすでに満たされているタイを選び、
心からくつろげる場所に向かいました。

選んだのは、タイ北部にあるパーイという町。
ミャンマーとの国境に近いメーホーソン県に位置する小さな田舎町です。

首都に比べ物価も安いので、同じ料金でワンランク上の宿に宿泊できます

宿泊先は、テラス付きのコテージ。今回は貧乏旅行ではないので、
エアコンもホットシャワーも冷蔵庫も付いている不便が一切ない部屋です。
ですが、敷地内にはドミトリーの棟もあるようでした(1泊160THB)。
町の中心へ歩きで行けるギリギリの距離の場所にあるのですが、自然いっぱいの静かな場所です。
朝からハンモックに揺られながら本を読んでいる旅人がいます。

「Baan Aomsin Resort」

「Baan Aomsin Resort」は、1泊1棟700THB(2100円)

バイクをレンタルする

パーイにやって来て、まずやったのはバイクを借りることでした。
バスターミナルの近くにある「Aya service」というお店で借りました。
今まで東南アジアでバイクを借りたことは何度もあるのですが、
保険を付けられると言われたのは、初めてでした。
排気量の違う車種がいくつかあって、
私たちは110ccのバイクを借りました(100THB/1日、保険代40THB)。
身体の大きくない私たち2人、坂道を上らない限り、110ccでも問題ありませんでした。
ガソリンが空っぽでしたので、まずはガソリンを入れました。
ガゾリンスタンドは最低が50THBからになります(3日分で50THBで足りました)。

レンタルバイク

町中にレンタルバイクの店はたくさんあります

「I love Pai」モニュメントとカフェ

のんびりしに来たものの、ずっと部屋にいるのも何なので、午後から出かけてみることにしました。
まずは、南に向かって走りました。
バスターミナル周辺は外国人ツーリスト向けの店が多いですが、
少し離れると普通に地元の方々向けの店もたくさんあります。
パーイは小さい町なので、少し走ると町から抜けます。
広い道なので、ツーリングも気持ち良かったです。
南に向かって2、3km行ったところに、「I love Pai」という文字のモニュメントが見えてきました。
そこは少し高台になっているので、周りが見渡せました。
すぐそばに「coffee in love」というカフェがあったので、そこで景色を眺めながら
コーヒーとマンゴーチーズケーキで、甘い昼下がりを過ごしました。

「I love Pai」モニュメント

「I love Pai」モニュメント

「coffee in love」

「coffee in love」

パーイ・キャニオン

そこから、南へどんどん走って行きます。
私たちと同じようにバイクで出かけている外国人ツーリスト何人かとすれ違いました。
お土産屋さんなど出店が見えてくると、そこはパーイ・キャニオンの入り口です。
アメリカのグランドキャニオンに行ったことないのでわからないですが、
グランドキャニオンとひっかけてるみたいです。
とても細い道がそこらに広がっています。

パーイ・キャニオン

パーイ・キャニオン

日本人橋(メモリアル・ブリッジ)

パーイ・キャニオンをさらに南に行くと、川がありそこに橋が2つかかっています。
1つは現役で使用されている橋。
もうひとつは記念に残されている、第二時世界大戦のとき日本軍が架けた橋です。

日本人橋

日本人橋

エレファントキャンプ

タイで像に乗る、というアクティビティは遠い昔にすでにやったことがあるので
特に興味もなかったのですが、温泉に向かう途中に、
いくつかのエレファントキャンプに出くわしたので、少し見学させてもらいました。
見るだけなら無料のようです。乗ると500THBくらいでしょうか。

エレファントキャンプ

エレファントキャンプ。足に鎖が付いてはいるけどこっちに向かうと怖かった

温泉

エレファントキャンプのある辺りには、温泉のある宿泊施設がいくつかあり、
それらのほとんどが宿泊していない者にも開放されています。
南に向かうツーリングの旅のしめくくりは温泉です。
私たちは、「Pai Hotsprings Spa Resort」に行きました。
プールも付いていましたが、私には水が冷たすぎて入れませんでした。
温泉は熱い浴槽とぬるめの浴槽がありました。
ぬるめのお湯がちょうどいいお湯加減で、とても気持ち良かったです。
お湯は少し硫黄の匂いがしました。本物の温泉のようでした。

「Pai Hotsprings Spa Resort」

「Pai Hotsprings Spa Resort」。プールと温泉施設の利用で100THB。

モーペンの滝

翌日もまた午後から出かけました。
今度は北西に向かって走りました。
20分くらい民家もあるような場所を走り、到着したのがモーペンの滝です。
雨季じゃないからか、水がほとんどなくって汚く、わざわざ見に来るものではなかったです。

モーペンの滝

モーペンの滝

中国人村(山地村)

モーペンの滝に行く途中に、中国風の門がある場所があります。
その中が中国人村になっています。
第二次大戦後の内戦で、共産党に敗れた国民党軍の一部が歴史に翻弄され、
最終的に行き着いたのがこの村のようです。
手前は観光向けの施設など、奥は普通の民家が並んでいました。
雲南省の田舎に似ているのかと思ったのですが、それとはまたちょっと違っていました。
私は中国茶が好きなので、試飲させてもらって美味しかったお茶をお土産に買いました。

中国人村

中国人村の入り口

パーイで評判のレストラン「Charlie&Lek」へ

北に向かったツーリングはすぐに見どころを見終わってしまいます。
それから、パーイで評判のレストランに行きました。
北部料理が多く、まだ食べたことのないものも挑戦出来ました。
評判通りの店でした。
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g303916-d2393817-Reviews-Charlie_and_Leks-Pai_Mae_Hong_Son_Province.html

バナナの花のサラダ

バナナの花のサラダ。バナナの花は火が通っていてほんのり渋く、甘みのあるドレッシングと調和していました

ナイトマーケットでお買い物

バスターミナルのある通りは、夜になると屋台や出店が広がります。
かわいいアジア雑貨の店や、外国人ツーリスト向けのいろんな国の料理の屋台があり、
いろいろ楽しめます。
ここでテイクアウトして、コテージのテラスで晩御飯を済ました日もありました。

パーイのナイトマーケット

パーイのナイトマーケット

最近、グアムやサイパンに行く日本人旅行者が激減しているというニュースがありましたが、
世界全体的に海外に出ている人が少ない気がします。
2000年代始めの頃は、どんな場所にも日本人がいて、日本人向けの店もたくさんありましたが、
今は、中国人や韓国人の方が多かったりします。
もっと日本人も海外に行けばいいのにと思います。
それは旅行であったり、そこからビジネスにつながっていったり。
この記事が日本を出てみたくなる心に後押しできたらいいなと思います。

パーイの宿:Baan Aomsin Resort

【住所】254 Moo 1, Viengtai, Meahongson, Pai
【料金】700THB(テラス付コテージ、ダブルベッド、バス・トイレ付き、ホットシャワー、エアコン)
【設備】Wi-fi、タオル
【評価】★★★★★

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