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【食酔日記】こんなお好み焼きは初めて! 定番メニュー化を切望するすじコンねぎ焼きは、あれば必食!「火照る@保谷」

これはおったまげた! こんなお好み焼きは初めて!

自分の好きな食べ物が、お好み焼きだと気付いてから20年近く、
お好み焼き屋さんはいろいろ行きました。
が、最近、これまで見たことのない焼き方で焼かれたお好み焼きに出会いましたので、
それについて書いてみたいと思います。

今回ご紹介するのは、西武池袋線保谷駅南にあるお好み焼き屋さん。
最近できたばかりの店のようです。
駅の南に3分くらい歩いたところに、「火照る」という看板が見えてきますが、
近づくと「HOTEL」と書かれた看板もあり、
???と思っていると店員さんが出てきて案内してくれました。

1階はカウンターがメインで奥に2テーブル、2階もあるようです。

「火照る」外観

さっそくメニューを見てみると、東京のふつうのお好み焼き屋さんと同じく、
お好み焼きともんじゃのメニューがあり、他の焼き物メニューや焼肉、
ちょっと凝ったおつまみなどもあり、サイドメニューも豊富でした。
日替わりメニューもあるので、何度行っても飽きなさそうです。
1人ワンドリンク制で、ジュースを頼んでもお通しが来ます。

まず注文したのは、定番メニューから「カニみそポテトサラダ(500円)」。
ワインが進みそうなお味。とても美味しかったです。

カニみそポテトサラダ

続いて注文したのは、
日替わりメニューから「鮭のちゃんちゃん焼き(680円)」。
これまた味が濃く、ビールが進みそうなお味です。

鮭のちゃんちゃん焼き

そして、今回書きたかったメインの料理です。
日替わりメニューから注文した「すじコンねぎ焼き(900円)」。
好物のお好み焼きの中でも、
すじとこんにゃくの煮込みとねぎの入ったお好み焼きは最上級の好物です。
そんなすじコンねぎ焼き好きの私が美味しいと思ったお好み焼き。
このお店のはものすごく独特なものでした。

東京ではお好み焼きといえば、だいたいセルフサービスで焼くことが多いのですが、
こちらのお店では焼いてくれるようです。
かわいい女性店員さんが慣れない手つきで焼き始めました。

しばらくすると、片面が焼けたか確認しに来る店員さん。
火力が強く、まだ中まで火が通っていなさそうなのに、つんつんといじくり始めました。
これは、やってしまうのではないか……と一抹の不安を抱いたその瞬間、
くるっとひっくり返ったお好み焼きの3分の1がくちゃっと潰れてしまいました。
やっぱり。
……ま、仕方ない。
店員さんはパンパンと押さえつけながら形を整えなおし、とりあえずは問題解決。

しかし、そんなことより、お好み焼きの材料が出てきたときから
ずっと気になっているものがテーブルの上にありました。
卵とねぎと紅生姜がそれぞれ入った器。
お好み焼きの材料とは別に置かれているのです。
これは、一体どのタイミングで使うんだ……? 



で、お好み焼きが両面焼きあがった頃、店員さんがやって来てお好み焼きを切り始めました。
お、ピザ切りじゃない! と感動していると、(大阪では角切りするのが一般的)
次の瞬間、店員さんは卵をとき始めました。
むむ……。
そして、なんとそのとき卵を、お好み焼きの割れ目にじゃじゃーっと流し込んだのです。
なんとも斬新……。



それからその卵に火が通ると、その上からソースを塗ってくれました。
そしてようやく用意されていた大量のねぎと紅生姜の出番です。
それらをその上からパラパラとかけると、その上からマヨビーム。
ねぎや紅生姜は具に混ぜるもの。上からかけるなんて焼きそばみたい。
しかもこんなに大量に!
こりゃ、おったまげ!
鰹節と青のりをふりかけたら、出来上がりです。
何かといろいろ驚かされましたが、さて、肝心のお味は……?



と、これが美味しい!
卵の2個使いもなかなか美味しいし、
ねぎや生姜が具に混ぜ込まれていないので、
味をしっかり感じアクセントになっていました。
すじコンの煮込みも味がしっかり浸みています。
これは定番化を切望する一品! また食べたいです!

こちらのお店、飲む人のためのお店といった感じで、
食欲がそそられるメニューがたくさんあり、飽きさせない工夫がいっぱいです。
また来たいと思います。

1階テーブル席

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