トイレもあるし、タバコも吸える、角打ち

みなさん、「角打ち」という言葉を聞いたことがありますか？
そもそも読み方は？

その答えは後ほど。

久しぶりに代官山でも行ってみようと思い、副都心線の先に繋がった
東横線まで各停でのんびりと電車に乗って向かいました。
興味のある店をのぞきながらブラブラとした後に、
ちょっと一息をと思い、店を探していました。
で、みつけたのがこのお店。

「山本商店」

最寄り駅は代官山と恵比寿の間。
駒沢通り沿いにあります。

とあるビルの地下に行くと、この店があるのですが……。

このお店、酒場ではありません。
酒屋です。

そうです。角打ちとは、酒屋の店頭で酒を飲むことを言います。
“かくうち”と読みます。
関東が発祥との説があるようです。
関西では、ふつうに立ち呑みと言います。

角打ちでも店それぞれにルールがありますが、
こちらでは、お店のものをレジでお会計し、
店の前で食べたいという旨を伝えます。
すると、ビールなら栓を抜いてくれますし、
ワインならグラスやワインクーラーを貸してもらえます。
氷は店内で買うことができるので心配いりません。
バーで飲んだらお高い珍しいお酒も定価で飲めちゃうのです。
※国内産のビールは店では飲めません。

枝豆やピザなど、ちょっとしたおつまみを注文することもできますし、
店内ではちょっとしたおつまみを買うこともできますし、
缶詰は暖めてくれます。
タバコを吸う方には灰皿を貸してくれますし、
トイレもあるので、心配なく飲めます。
じっくり飲みたければ近所のお店からデリバリーを注文することもできます。
とにかく、至れり尽くせりなんです。

店内は特にワインが豊富です。
いつか、じっくり飲みに来たいものです。
今回は軽く飲むつもりだったので、ビールを買いました。

ベルギー産の「Vedett Extra White」と、
ケニア産の「TUSUKER」、
缶つまのマッシュルームのアヒージョ。
合計しても1,000円未満でした。
Vedettは、ヒューガルデンのような味。
チョイスが良かったようで、美味しかったです。

ドイツ産の「Weihenstephan」と、
スペイン産のカヴァ「Freixenet ロゼ（ハーフ）」、
アボカドーサ（わさび醤油のアボカド味ビスケット）。
Weihenstephanは、香り高くてとても美味しいビール。
フレシネのカヴァはフルーティーで甘く、
ちょっとアテを間違えてしまったようです。

最後は、ドイツ修道院ビールの「KAPUZINER」。
クセがなく飲みやすかったです。

もっと、もっと、いろいろ試してみたいと後ろ髪をひかれながら退散しました。
また、来たいです。

山本商店

【住所】東京都渋谷区恵比寿西1-32-16 地下一階
【電話】03-3464-7070
【営業】[月～金]10：00～24：00、[土・日・祝日]13：00～24：00
【定休】なし

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