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【アメリカ大陸縦断037】国境越えと、ラ・パス目指して湖峡を越えて(@コパカバーナ/ボリビア)

チチカカ湖の魅力は天候に左右される!

朝の6時40分、チェックアウトを済ませ、
レセプションの前で迎えの車を待つ。
40分遅れで、タクシーの迎えが来て、
それに乗り込みバスターミナルに向かった。

コパカバーナに向かうバスは、私たちを待つのみだったらしく、
乗り込んですぐに出発した。

ちょうど進行方向左側の席で、チチカカ湖を見渡せたが、
昨日とは違い、時折雨がちらつく悪天で、
魅力の乏しい景色しか見られなかった。
昨日が晴れてよかったと心から思った。

ペルー側のイミグレーション

ペルー側のイミグレーション

プーノから3時間ほどで、国境の街ユングーヨに到着。
まずは、両替所に行って、ボリビアの通貨ボリビアーノを手に入れる。
その後、近くにあるペルー側のイミグレーションで出国手続きを済ます。
そこからしばらく歩く。
チチカカ湖畔には、「Peru」のロゴが。
ゲートをくぐると、ボリビア側のイミグレーションがあり、
入国手続きを済ませる。

ボリビア側のイミグレーション

ボリビア側のイミグレーション

その後、再度バスに乗り込むと、入国税1ボリを徴収される。
ユングーヨからコパカバーナまでは、5分ほど。

ユングーヨの街にて

ユングーヨの街にて

コパカバーナに到着すると、
ラ・パスに向かうバスのチケットを買った(30ボリ)。
そして、荷物をバス会社に預けて、コパカバーナの街を歩いてみることにした。

観光の中心となるチチカカ湖へと繋がる道には、
オシャレなレストランや民芸品を売る店が並んでいた。
その道を通って、チチカカ湖畔に出ると、
太陽の島に行くボートが停泊している。
初代インカ皇帝、マンコ・カパックとその妹ママ・オクリョは、
太陽の島に降り立ち、そこから旅を始めたと言われる伝説がある。
そのため太陽の島は、コパカバーナの1番の観光スポットでもある。
ちなみに、チチカカ湖はペルーとボリビアが6対4の割合で占有している。

チチカカ湖畔

チチカカ湖畔

その後、コパカバーナの中心地に向かって歩いた。
途中、小さなローカル食堂で昼食。

そして、カテドラルに行った。
16世紀、ここを訪れたスペイン人が、
美しい湖畔を聖地にするために建てたカテドラルだ。
以来ここは、信者から篤い信仰を受け続けている。

カテドラルは4つの礼拝堂からなる

カテドラルは4つの礼拝堂からなる。中にはボリビアで最も古い祭壇が置かれている

カテドラルの前は広場になっている。
その近くには、市場がいくつかあり、インディヘナの姿が多く見られた。
ボリビアは、南米の中で1番インディヘナが多い国だ。

小さい街なので1周するのもそんなに時間はかからない。

露店を広げるインディヘナのおばさん

露店を広げるインディヘナのおばさん

13時半には、ラ・パス行きのバスが出発した。
しばらくウトウトしていると、チュアの街に到着。
大きなマンコ・カパック像が建っている。
ここで、一旦バスを降りる。

バス用のボート

バス用のボート

乗客用のボート

乗客用のボート

バスはバス用のボート、乗客は乗客用のボートでチチカカの湖峡を越える。

対岸に到着すると、中心にある広場に行ってみた。
そこには、アルパカの親子が繋がれていて、一心不乱に草を食べていた。
アルパカの親子にそっと近寄り、毛の中に手を入れてみると、
ものすごく暖かかった。

アルパカの親子

アルパカの親子。赤ちゃんアルパカは毛がほわほわ。ベビーアルパカの製品の方が高い理由がわかる

再びバスに乗ると、ラ・パスには16時半頃に着いた。

移動:プーノ→コパカバーナ

バス(Panamerica社)で3時間半。220km。20ソル。
プーノ→コパカバーナ

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