朝の6時40分、チェックアウトを済ませ、
レセプションの前で迎えの車を待つ。
40分遅れで、タクシーの迎えが来て、
それに乗り込みバスターミナルに向かった。
コパカバーナに向かうバスは、私たちを待つのみだったらしく、
乗り込んですぐに出発した。
ちょうど進行方向左側の席で、チチカカ湖を見渡せたが、
昨日とは違い、時折雨がちらつく悪天で、
魅力の乏しい景色しか見られなかった。
昨日が晴れてよかったと心から思った。
プーノから3時間ほどで、国境の街ユングーヨに到着。
まずは、両替所に行って、ボリビアの通貨ボリビアーノを手に入れる。
その後、近くにあるペルー側のイミグレーションで出国手続きを済ます。
そこからしばらく歩く。
チチカカ湖畔には、「Peru」のロゴが。
ゲートをくぐると、ボリビア側のイミグレーションがあり、
入国手続きを済ませる。
その後、再度バスに乗り込むと、入国税1ボリを徴収される。
ユングーヨからコパカバーナまでは、5分ほど。
コパカバーナに到着すると、
ラ・パスに向かうバスのチケットを買った(30ボリ)。
そして、荷物をバス会社に預けて、コパカバーナの街を歩いてみることにした。
観光の中心となるチチカカ湖へと繋がる道には、
オシャレなレストランや民芸品を売る店が並んでいた。
その道を通って、チチカカ湖畔に出ると、
太陽の島に行くボートが停泊している。
初代インカ皇帝、マンコ・カパックとその妹ママ・オクリョは、
太陽の島に降り立ち、そこから旅を始めたと言われる伝説がある。
そのため太陽の島は、コパカバーナの1番の観光スポットでもある。
ちなみに、チチカカ湖はペルーとボリビアが6対4の割合で占有している。
その後、コパカバーナの中心地に向かって歩いた。
途中、小さなローカル食堂で昼食。
そして、カテドラルに行った。
16世紀、ここを訪れたスペイン人が、
美しい湖畔を聖地にするために建てたカテドラルだ。
以来ここは、信者から篤い信仰を受け続けている。
カテドラルの前は広場になっている。
その近くには、市場がいくつかあり、インディヘナの姿が多く見られた。
ボリビアは、南米の中で1番インディヘナが多い国だ。
小さい街なので1周するのもそんなに時間はかからない。
13時半には、ラ・パス行きのバスが出発した。
しばらくウトウトしていると、チュアの街に到着。
大きなマンコ・カパック像が建っている。
ここで、一旦バスを降りる。
バスはバス用のボート、乗客は乗客用のボートでチチカカの湖峡を越える。
対岸に到着すると、中心にある広場に行ってみた。
そこには、アルパカの親子が繋がれていて、一心不乱に草を食べていた。
アルパカの親子にそっと近寄り、毛の中に手を入れてみると、
ものすごく暖かかった。
再びバスに乗ると、ラ・パスには16時半頃に着いた。
バス(Panamerica社)で3時間半。220km。20ソル。