仕事が忙しかった週こそ、週末どこか遠くに行きたくなります。
同じ様にこんな気持ちになる人いませんか?
こんにちは。
私、現在、普通自動二輪小型限定免許に挑戦中です。
正式名称で書くとピンとこないですよね。
要は125cc以下の原付二種のことです。
黄色やピンクのナンバープレートの付いている原付です。
それのMTバイク、スクーターじゃないやつです。
今回は、この免許を取ろうと思った経緯について、書いていきたいと思います。
わたくし、16歳のときに原付の免許を取って以来、長い間原付生活を送っていました。
原付も乗らなくなってもうだいぶ経ちますが、ここ最近「遠くに行きたくなる」感覚に芽生え、
バイクに乗ろうと思い立ちました。
車じゃないんです。駐車場ないし。
自分で所持することができて、パッと気軽に遠くへ行けるバイクなんです。
そのとき頭に浮かんだのが、タイでレンタルしたバイクでした。
タイでレンタルしたのは、タンデムシートの付いた125ccのスクーター。
(アイキャッチ画像は110ccのバイクですが)。
125ccのバイクは、アジアやヨーロッパで車の免許で乗れる付帯免許になっている国があり、
生活の身近な移動手段として広く認識されています。
タイは3人以上で乗ることに厳しいようでしたが、
法律のゆるいアジアの国では小さい子供2人と家族4人で乗っていたりします。
AT車だとアクセルのひねる強さを気をつけるくらいで、乗り方はそんなに変わりません。
日本でも車の免許に付帯させようとする動きがあるようですが、
実現するかどうかもわかりませんし、そんなの待ってられません。
やっぱり原付二種の免許がほしい。
原付一種から二種に乗り換えることでいろいろ幅が増えます。
原付一種は速度制限が30km/hなのに対し、原付二種は60km/h。
原付一種は右に曲がるとき、二段階右折をしないといけないが、原付二種は必要なし。
原付二種は二人乗りができる。
ちなみに原付では、一種だろうが二種だろうが、高速には乗れません。
原付二種を取ろうかなと考え始めた人は、だいたい普通自動二輪まで取ってしまおうか
どうしようか悩むのです。普通自動二輪=中型バイク、いわゆる中免のことです。
小型限定でいいのか普通自動二輪なのか。
免許区分 | 排気量 | 取得費用(普通免許あり) | 取得費用(普通免許なし) |
---|---|---|---|
原付免許 | 50ccまで | 小型特殊免許以外の運転免許には原付免許が付帯している | 7,750円 |
AT普通自動二輪免許 (小型限定) |
125ccまで | 73,656円 | 149,796円 |
MT普通自動二輪免許 (小型限定) |
125ccまで | 80,136円 | 159,516円 |
AT普通二輪免許 | 400ccまで | 89,856円 | 169,236円 |
MT普通二輪免許 | 400ccまで | 102,186円 | 182,196円 |
取得に関する費用をわたしの通っていた教習所の料金で表にしてみました。
費用に大きな差はないのですが、表にはないですが限定解除は、
この差よりもかなり高くなってしまいます。
なので、取り直しにならないように慎重に選ばないといけません。
MT普通自動二輪免許を取っておけば、それ以下のバイクも乗れますので、
迷うようであればMT普通自動二輪免許を取ってしまうのもありかもしれません。
ちなみに普通自動二輪AT限定は、小型限定のMTバイクは乗れません。
では、維持費はどうでしょうか。
125cc | 250cc | 400cc | |
---|---|---|---|
自動車税 | 2,400円 | 3,600円 | 6,000円 |
自動車重量税 | 0円 | 4,900円 | 車検代に含まれる |
自賠責保険 | 4,935円 | 7,145円 | 車検代に含まれる |
車検代(2年に1回) | 0円 | 0円 | 20,000円〜 50,000円 |
400cc以上のバイクは2年に1度、車検が必要になってくるので、
車検代がかかってくる分維持費がぐんと高くなってきます。
任意保険も排気量が高いほど高いですし、
ガソリン代なども燃費のいい小型よりもやはりかさんでしまいます。
維持費を考えると断然小型がよさそうです。
それでも、やっぱり400ccに乗りたい人は多いようです。
ネットで見ると、限定解除する人の記事なども見かけます。
乗っていると楽しくなって、もっとパワーのあるバイクが乗りたくなるらしいのです。
でも、わたしはお手軽なバイクでよかったので、やっぱり小型でいいやという結論に至りました。
たぶんこの先も、400ccを買うことはなさそう。
小型限定の免許を取るのは決定。
じゃあ、免許を取った後どんなバイクに乗ろうか、125ccのバイクを調べだしました。
そのときカブをみつけ、見た目のよさに、わたしはこれにしようと決めました!
そのカブの写真の横に、「セミAT」のアイコンがあったのです。
セミ・オートマ。
なんだこれ・・・?
と調べてみると、クラッチのないMT車のことみたいでした。
日本のMT車についての定義は、クラッチがないことらしく、
一応AT限定免許でも乗ることができるみたいです。
でも、MTの操作がわからないのに、ギアの操作をするのも怖いなと思い、
MTで免許をとることにしました。
ちなみに、以前はバイクの免許にAT限定はなかったようですね。
こんな悩みをすることもなかったのに。
それで、さっそく教習所に申し込みに行きました。
教習所に行くのなんて、20年近くぶりです。
なんだか新鮮な気分になりました。
申し込みのときに、ちょっとしたテストがあります。
バイクが起こすことができるかの確認です。
これが、重くって重くって……。
でも、先生がコツを教えてくれるので、その通りにやってみるとわたしにもできました!
その日のうちに、適正検査も受けました。
いよいよ、教習の開始です。
次回から、バイク免許取得体験記を書きたいと思います。