日本、海外といくつかの温泉に行った私ですが、
「温泉って一体、何?」……って聞かれると、曖昧な答えしか返せなかったりします。
では、では、温泉とは何なの?
…というのが今回のテーマです。
日本では「温泉法」という法律があって
温泉というものが定義されている……らしいです。
で、その定義とは。
地中から湧き出る温水、鉱水および、水蒸気、その他のガスで
温度または物質を有するものをいう。
温度は25度以上。
含有物は19種類のうち下の成分のうち、
いずれか1つ以上のものを含まれるもの。(含有量は1kg中)
では、では。
たとえば、日本全国の温泉を全部制覇するぞ!
……と、目標を立てたとします。
すると、近所にまで目にする看板に気づく。
「天然温泉付きビジネスホテル」。
それじゃあ、何をもって、制覇できたとするかってことになるのでしょう。
たとえば、環境省が温泉法第十四条の規定によって、
温泉の公共的利用増進のため温泉利用施設の整備、
環境の改善に必要な地域として指定された温泉地のことを、「国民保養温泉地」といいます。
全国86ヶ所あることになります。
また、日本温泉総合研究所という非営利団体によると、
宿泊施設のある場所を指し、日帰り施設のみの場所は含まない「温泉地」は、
全国3139カ所ということになっているようです。
(平成20年3月末)
ちなみに、温泉の定義にあてはまる源泉という意味では、
19462源泉(平成19年9月末日) あると環境省で発表されています。
なるほど。なるほど。
「国民保養温泉地」なら制覇できそうですね。